ソフトウェア・インストールのテクニック

R のインストール編:パッケージの読込に、インストールしたパッケージが表示されない

R をインストールし、必要なパッケージを使うためには、パッケージのインストールと、パッケージの読込が必要です。

パッケージのインストールからパッケージを選択し、終了した後、

パッケージの読込のリストに表示されない、または、library(パッケージ名)をすると、

「library(パッケージ名) でエラー: ‘パッケージ名’ という名前のパッケージはありません 」

が表示された場合、

「install.packages(NULL, .libPaths()[1L], dependencies = NA, type = type) で警告がありました:

'lib = "C:/Program Files/R/R-3.2.2/library"' は書き込み可能ではありません」

このようなエラーが表示されていませんか?

これはパッケージを読み込む先のディレクトリーに書き込み権限が無いという意味です。

これを解消するには、上記のディレクトリーに変更/書き込み権限を与えることです。

Windows10の場合は、ファイルエクスプローラーから、対象ディレクトリーのプロパティーを開き、

セキュリティタブから、"ALL APPLICATION PACKAGES" のユーザーに対して、変更にチェック(同時に書き込みもチェックされます)をして、適用をクリックします。

以上で、設定は終了です。

再度、パッケージのインストールを行えば、パッケージの読込ができるようになります。